Report

2025年度 活動報告

シンポジウムでの講演や自治体・DMO、大学等で「地域のためのガストロノミーツーリズム」について、セミナー・講義、ワークショップを実施させていただきました。また、オンライン講座にてインバウンド・食における観光人材育成講座の開講や食文化体験プログラムの創造を実施いたしました。ガストロノミーツーリズムの考え方、課題、具体的ステップを理解いただく共に、改めて、日本各地域の食文化の豊かさを実感させていただく機会となりました。

【ツーリズムEXPOジャパン2025】

インバウンドシンポジウム

テーマ:地域の多様な食の力を活用したガストロノミーツーリズム

基調講演:「地域のためのガストロノミーツーリズム」
ガストロノミーツーリズム研究所 杉山尚美

パネルディスカッション
テーマ:食によるインバウンド誘致と受入に向けた取り組み

ファシリテーター
若松 務 氏 日本政府観光局(JNTO) 理事

〇開催日:2025年9月26日

〇主催:日本政府観光局(JNTO)

日本政府観光局(JNTO)ページ https://www.jnto.go.jp/…/regional-support/news/3923.html

シンポジウム『地域のためのガストロノミーツーリズム』 https://www.t-expo.jp/biz/program/conference/symposium

【四国「ジオツーリズム」セミナー】

近年、観光地の背景にある物語や「本質」を求める旅行者が増加している中、四国の観光資源を再考するうえで「ジオ」は欠かせない要素です。本セミナーでは、ジオにまつわるストーリーを背景とした、四国の地質(ジオ)と、食と文化の関連(ガストロノミー)を融合させた料理の開発など、その地域をジオの切り口で捉え、四国の魅力をPRする戦略を、基調講演と「ジオグルメ」食事会を通じて探っていきます。

〇開催日 2025年11月11日

〇プログラム
【基調講演】 ガストロノミーツーリズム研究所 代表 杉山 尚美
【四国の食材を活かしたジオグルメの実践】高松国際ホテル総料理長 松原 勉 氏
【セミナー総括】 香川大学特任教授・名誉教授 長谷川 修一 氏

主催 (一社)四国ツーリズム創造機構

茨城県内日本遺産認定3市連携フォーラム

「日本遺産を旅して食を楽しむ」

茨城県内の水戸市・笠間市・牛久市は、文化庁から日本遺産の認定を受けており、3市が所在する茨城県は、奈良・平安時代には常陸国の領域に所在。奈良時代に編纂された『常陸国風土記』には「山海の珍味の多い国」と記述され、豊かな食材を育んできた地域です。フォーラムでは、水戸市・笠間市・牛久市が認定を受けている日本遺産のストーリーと食の魅力を掘り下げ、旅行者に楽しんでもらいたい3市の食の魅力、「食」の観点から今後の3市連携の可能性について議論されました。

開催日 2025年11月30日

プログラム

開会あいさつ(水戸市教育委員会教育長)

基調講演「地域の食文化を楽しむガストロノミーツーリズム」(杉山尚美)

報告①「近世日本の教育遺産群と水戸の食の魅力」(水戸市職員)

報告②「かさましこと笠間の食の魅力」(笠間市職員)

報告③「日本ワイン140年史と牛久の食の魅力」(牛久市職員)

主催 水戸市 共催 笠間市・牛久市

    基調講演「地域の食文化を楽しむガストロノミーツーリズム」

【運輸と経済フォーラム】

テーマ:「食」がつなぐ人流と物流

訪日外国人客数が過去最高を更新する中、日本の「食」への関心が高まっている。郷土色豊かな食文化に触れるため多くのツーリストが各地を訪れるようになり、地域活性化・広域周遊のコンテンツとして大いに期待がかかっています。 一方で、国は農水産物輸出5兆円戦略を掲げ、発地と着地を含むコールドチェーンの開発が進み、インバウンド観光客が日本で経験した味を母国でも消費する需要が生まれ、輸出振興・外食産業の海外進出にもつながります。 このように「食」というキーワードを軸に、交通業界が貢献できること、交通への期待について、広く議論いただきます。

登壇者:大浦 太九馬氏(北九州市すしの都課 課長)

杉山 尚美 (ガストロノミーツーリズム研究所 代表)

上山 康博氏 (株式会社 百戦錬磨 代表)

花岡 伸也氏:コーディネーター(東京科学大学環境・社会理工学院教授)

〇開催日:2025年11月13日

〇主催:交通経済研究所

立教大学 観光学部「旅行産業論」講座

〇講座:ガストロノミーツーリズムによる地域活性化

〇講座日: 2025年6月30日

学生の皆様からは、毎回、ご意見や感想をいただき、私も気づきや学びをいただいています。

2025年度 学生の「ガストロノミーツーリズム」認知度 約60%(2024年度40%、2023年度20%:杉山調べ)

・ガストロノミーツーリズムの流れは日本人と日本食・日本酒の関わり方を変えつつあるように思う。一方で授業で扱った通り、環境について言及されている日本の食文化にあまり触れていないように感じた。日本全体の意識を変えることがガストロノミーツーリズムを日本でより広める、価値を高めることにつながるのではないだろうか。(観光学部・観光学科)

・観光は、食と別のものだと捉えがちだが、食が文化や歴史を体現していることが分かった。特に食事を提供するだけでなく、地元の食材や伝統的な料理を体験して提供することで、観光客が地域文化に関わることができるのは素晴らしい取り組みだと思った。体験型にすることで、観光客の心に残りやすく日本の食文化の理解に繋がると思った。食=観光資源という視点を持っていきたいと思った。(文学部・英米文学科)

・食は全てにつながる、なくてはならないもので、その国独自の文化を反映しているものだと知った。日本は四季があり、旬があり、日本の食文化は魅力的だと感じた。食をただ頂くのではなく、背景にある歴史や文化を知り、興味を持ってもらうことで日本のことを深く理解できると感じた。普段何気なく食べているものにも背景があると思うと面白く調べてみたいと思った。また、食文化体験を楽しんでもらい、また来たいと思わせ惹きつけることができ、その国を理解することにも繋がると感じた。(文学部・日本文学科)

・今回の「ガストロノミーツーリズム」の講義を一番楽しみにしていた。講義の中で「食べ物以上のものである」という言葉が特に印象的であった。「食」というのをある意味「芸術的」に捉えるのが大事であり、単に食べ物を楽しむだけでなく、それがどんな背景で作られたのか、どんな想いが込められているのか、どのように生まれたのかなど、その食べ物に込められた「ストーリー」を味わうことが重要とされていると知り、とても気づきになった。(現代心理学部・心理学科)

・ガストロノミーツーリズムは強い関心をもっており本日のお話は大変興味深く拝聴しました。ガストロノミーツーリズムの概要から実際の食文化体験プログラムの創造に至るまで、実際に実例を挙げて説明いただき、特に、ストーリーを創る部分に感銘と共感を致しました。ベースとして、資源の把握が重要であることも響きました。UNーTourisimのガイドラインも見て、勉強していきたいと思います。(ビジネスデザイン研究学部)

※その他、明海大学、小松大学、帝京大学にて講義をさせていただきました。

観光人材育成講座(オンライン講座)

『大阪OSAKA再発見!! オンライン講座』(受付終了)

〇主催:ガストロノミーツーリズム研究所

〇後援:公益財団法人 大阪観光局

大阪OSAKA再発見オンライン講座Ⅰ/大大阪時代、難波宮、天下の台所(全3回) | Peatix

大阪OSAKA再発見オンライン講座Ⅱ/神功皇后、仁徳天皇、日本武尊(全3回) | Peatix

『大阪OSAKAをもっと知ろう!』2025年5月(受付修了)

▻これマネ教育DXにてオンライン講座

「インバウンド・ガストロノミーツーリズムについて」

“食”を切り口にした観光誘致戦略と、飲食店が果たせる文化発信の役割

これマネ | 一般社団法人これからの時代の・飲食店マネジメント協会公式サイト

フードビジネスのためのフードスタディーズ学(受付終了)

Food Studies for Food Business 2024年9月期、2025年1月期

SessionA:日本の食と食文化もっと知ろう

Session B:世界の食の歴史から見る未来

Session C:世界の食哲学が生まれる背景にある環境問題

≪執筆≫

地方を彩るガストロノミーツーリズム インバウンドコラム | やまとごころ.jp

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